スロークッカー。買ってよかった。
ずっと静観していたスロークッカー。
しかし、この際、思い切って買うことにした。
と言っても、タイマーなしだから清水舞台とは言い難いけど、
買った使わず、お飾りではシャレにならない。
何か、「使う」理由はないかと。
でないと、私の性格からいつか使うだろ〜で買ってしまうから。
その理由。
「出汁取り」。
肉や魚からの出汁をとって、日頃の汁物のベースなどにする。
低温調理による原型崩れなしの柔らかさ、これを食に無頓着でな相方に試して、ちょっとは、食の味というものを知れと。
仕事遅くなる時期、疲れは仕方ないものの、えらい貧相に痩せた感がしたから、
「何?最近ダイエットでもしてるの」
と聞いたら、
「健康診断で、年々中性脂肪上がってるし、2年前くらいに戻した方がいい言われたし、確かに体重いし。…」
で、仕事で疲れて夜食欲出ないから、おにぎりだけで済ましたり、たまに帰りに食べて帰ったりして、ちょうど中性脂肪気にしてたからいいかと…だって。
はあ…⁈!(怒)
50も近づくくせに、若さで無理がきく(?)子供のダイエットもどきで痩せたって、リバウンドした時どうするのよ。
その前に、低栄養で身体不調たたりに見舞われるわよ。
私も無理たたりまくって、副腎疲労に襲われ、今は歳も歳だけに、さすがに反省して食事改善している。
でないと、気抜くとすぐ、疲れ疲労困憊に襲われやすくなってしまった。
ただ、随分マシになってきたので、食事って大事と、シミジミ考えさせられるのだ。
こんこんと、キツ〜く、歯に絹着せぬ言葉で静かにオドシ(?)をかけ、結果、お弁当を持たせる事にした。
とりあえず、今日の夜は家で食べる日だったので、夕食は、
スロークッカーについていたレシピを元に、試しに作った、「ぶり大根」。
それも、アラ混じりで。
アラ骨からいい出汁が染み出しているはず。しかも大根は原型とどめて柔らかそうに見えないのに力の入らない箸の刺さり具合に感動すら覚えた。
さて、この無頓着な舌に、どう響くのか?
あまり食事に感情のない相方の箸の進み具合と様子で手に取るようにわかる。
しかも、
「大根崩れてないのに、めちゃくちゃ柔らかいし、中白いところが全くない」
と、言いよった。びっくりだわ。(苦笑)
すかさず、こういうの、これからお弁当入れたいし、それやったら、持っていくやろ?と言えば、
二つ返事で「持っていきます」だって。
ちなみに写真写り悪いけど、
翌日のぶり大根弁当。
すごいよ。スロークッカー。
無頓着な舌も捉えるわ。
こりゃやっぱり買ってよかった。
これ使って、鶏出汁を相方のベースにしているけど、食いつき違うもんなあ。
味噌汁とかが今のところ一番取り入れやすいからだけど、それよりも、
これって、いわゆるボーンブロス。
これも目的だったけど、いや、おそれいりました。
手始めに。骨付鳥で。テキトーに野菜スパイス放り込んで。
できましたは、
地味滋養〜とスッと馴染む吸収率。
化粧品のCM文句見たい(笑)
それだけ身体に必要というわけなんだろうなと。
これをベースにして、毎日の味噌汁の出汁を変えた。
相方の気力が、戻って身体バランスゆっくりとれてきている雰囲気がある。
声の出方でもわかるわ。
ちゃんと食事はしても、中身の質重視にすると変わるもんやなあと感心したわ。
そりゃそうやろね、
おにぎりスープで、ストレス溜まってる状態では頭も身体も動かない。
おそらく仕事も要領悪しとみえるがゆえに、どうせおんなじ失敗や狭い要領で、片付くものも片付かない…当たり前だ。
最近のご様子では、なんか、仕事も片付き始めたと見え、体調も食欲も戻りつつありそうなので、ヨシとするか。
ほんと、おススメです。
相方の調子崩れたら、世話するのはこっちだからね。私自身もそう。
お互い、崩れても、軽く済ませたいじゃないですか?
日頃の食事質は大切だと、痛感のきっかけを与えてくれたスロークッカーでした。
サラダチキンになれたかもしれない鶏ひき肉ボール。
相方とは打って変わって、
かくいう私は、「糖質0目指すオイリー生活」。
小麦の軽度アレルギーが大人になってからでたことがきっかけで、今では炭水化物糖類全て何かしら不具合が生じるように。
せめてどれかひとつくらい、…。は潔く諦めた。
紆余曲折な糖質制限生活を始めて、だいぶ方針固まり、オイリーな生活も出来るようになって、現在に至っている。
その後、不都合食品類はなぜか増え、挙句に、卵に大豆製品…不信感が。
マジか?としか言いようのないが、体調の不良出現感覚で実験(除去)してたまに食べてみたり。要観察だわ。
しかし、卵大豆製品はキツいよなあ。制限食では…。
今さら戻れないし、今さら戻ろうとも思わん。
使える食材をありがたく使い、作っていくだけ。
それも意外と楽しいもんだ。
例えば、糖質制限には定番のサラダチキン。
財布にも優しく、日持ちと消費の計算をして、なんか食べたい常備している。
ただこのサラダチキン、たまにしんどい時ある。
常備用に小さめの胸肉で作っているが、そこまでいらんし、
ささみじゃなんか物足りないし…が時々ある。
そんな時用に、卵大豆は選択肢に食指が動かないし(泣)、
あゝ、なんだかツカレタな…と思うことがある(苦笑)
でも、鶏胸肉でいいんだ、いや、鶏胸肉が、食べたいのだ。
別に言い聞かせでなく、サラダチキンが、食べたいのだ。
食べたいだけ食べて、またなおしとけばいいんだけど、
後に食べると美味しくなくなる感あるから嫌。
切ったり裂いたりしないで、手軽に何か同じようなもの簡単に、出来んかね〜。
…と思っていたけど、結構あっさり特売デーのスーパーで買い物の物色中の時に思いついたのが、
鶏ひき肉丸めて、作る過程はサラダチキン同様だとどうなんだろ?
そしたら「サラダチキンよ」という、主張する見た目を変えることが出来る。
ちょっとでいいんだけど〜なお勝手都合もご機嫌さん。
よし。ものは試しだわ。うまくいけばヘビロテよ。
早速鶏ひき肉で実験(調理)開始。
材料は、
鶏胸肉ひき肉・もしくは自作ひき肉。
または、ももひき肉。
むねともものブレンドひき肉。
好みの部位だと食感豊かに面白いかもしれない。
調味料は、
肉ダイレクトならシンプルに塩(適量)。
薄めの臭みを消す程度の胡椒。
「水」これは保水力ジューシーさのためあったほうがいいかも。多すぎる必要はないと思うけど、好みかな。まとまりやすく粘りも適度なところで私は調整。
あとは好みで濃かろうが、個性的だろうが、気分でいい。
混ぜれる場合は卵や豆腐なの大豆製品など。
茹でる時には、酢を少し加える。酢くささは加熱で飛ぶが、
癖のありすぎるすは残りそうなのでやめたほうがいいかも。
あとは、煮立った湯を弱火にし、丸めた鶏ひき肉を入れていくだけ。
はじめは沈むが、一つ二つと浮いてくる。
最後の方が底で付かず離れず、はよ浮け! な感じになったら、火を止める。
湯が冷めるのと比例して、今度は、一つ二つと沈没していく。
全て沈めば出来上がり。
ひき肉は中まで火が入っているかの確認をし、少し冷まして、保存容器に汁ごと入れてもいい。
そのまま熱々で食べてもいい。
引き上げて水にとって冷まして、そのまま保存でもいい。
引き上げて水でしめて、サラダにのせて、とすぐでもいい。
用途は広がる。
目先を変えるって、大切だなあ〜って、ほんと思う。
実験って、これだからやめられない。
撃沈することもあるけど、私の糖質0オイリー生活目指しは、制限付き疑惑がつきまとうけど、
それも楽しまなきゃ。
まあ〜なんとかなるでしょー☆〜*・゜゚・*:.。..。.:*・''・*:.。. .。.:*・゜゚・*〜?
…以上。
大根の素カレーインさば味噌煮缶
お手軽な優秀もの、さば缶。
保存食として購入もたまればあってないような期限間近にもなるし、じゃま。
邪魔…は言い過ぎか。さすがに。では言い換えて…
保存食って、味が濃すぎると限られた物資しかない状況ではアダとなる場合がある気がするから。
味の濃いものだけで、済むだろうか?
濃淡水分があってはじめて美味しいような気がするから。
塩分はまあ、一応常識として、それもいうなら、要注意は糖分だ。糖類も意外に水分を要する。そして保持する作用もあるが、これがややこしい。
味噌煮…。鯖だけに限らず缶系等、塩分糖類ダブル濃いはおそらく適さないのではと思う理由の一つ。
水煮>醤油煮>味噌煮(味濃い)。
もちろん、醤油煮、味噌煮、それだけで水分も要らない全くの問題なしという人もいるかもしれないので、個人的論ということであしからず。
前置きが長くなってしまった。
さて、私にとって便利大根素カレー。
鯖の缶詰も入れて見たかったのよね〜。
実際、入れてるご家庭レシピもあるし。
ただ、なぜかトマト入れる場合が多い。
確かに鯖のトマト煮はある。缶詰も実際ある。有名ないなばのサバカレーもある。
それを合わせば鯖のトマトのカレーも適度な酸味が効いていいかもしれない。
ただ、うちの場合、相方は和もの舌。
こだわりの薄い和系ならいいのよ的なアバウトさは、
ケチャップも出てきたから食べるけどー…だ。
ようは醤油味噌味、慣れた味なら安心牌ということだ…ご実家の食卓は三つ子の魂百までのいい見本だ。しかし、良し悪し別としてとりあえず食えりゃいいはどんなもんかねえ。
強いなあと感心する。
こういうのが可もなく不可もなしで寿命行くか、なんかきっかけで一気にやられるか、よめないのが難儀だが…
まあ、好きな味モン同士、合わせてご機嫌さん、はなんにせよ有り難い。
材料
大根の素カレーの人参なし(あってもいい)
秋口らしくしめじ。
さば味噌煮缶(きょくほー)
茹で卵
当然、ルーは毎度ご愛顧バーモントカレー甘口半量。
この時点で私の心は「仕事」に転じる。
それらの成分を直視し、作って食べる(食べさせる)がいる。考えるだけで罪の意識に苛む。それを強く出れない、暖簾に腕押しを知っているからだ。
許せ、自分よ。となだめなが行う調理を最初から最後まで彼が見ていたとしたら、
少しは食に対する意識も変わるだろうか?
いや、きっと、私に対する不信感と調理を疑うだろう。
何でも美味しく食べる、感謝の気持ちが大事なのだ。精神安定を壊すほうが、身体に悪い、そう思うようにしている。
しかし、しかし、修行僧目指す佛の世界。無という領域。種類があれば、私はこの種の領域ではもう一歩かもしれない。
…なこと考えて作り上げ、吠えたい気持ちを抑え…
夕食のお時間でございます。
緑もん。甘口だし醤油浸しごま振り。
簡易おでんだし醤油仕上げ…
……ああ、自分よ、無を目指せ。